肋間神経痛における投射痛とは

肋間神経痛における投射痛とは

「投射痛」と聞くとあまり馴染みのない単語かもしれませんが、病気になって本来痛まない場所まで痛くなるという体験は、誰もがしたことがある筈です。投射痛とは、痛みのない神経を持たない部位と脳における信号の混乱を指します。


<$mt:Include module="アドセンス03"$>痛みのない部位において、その部位を司る神経(部位そのものには神経がなくとも、それをコントロールする神経は存在します)が、痛みの信号を逆向きに伝えてしまいます。


その神経は脊髄で合流しており、本来脳からその部位へ信号が行くのとは逆に、その部位から脳へと信号が流れ、混乱を来たし、他の部分まで痛みを感じるようになってしまう。というのが、一般的な投射痛の概念です。


勿論、肋間神経痛でも、激痛になるとその神経からさらに離れたところまで痛くなることがあり、これも投射痛に当てはまります。発作的に起こった神経痛は、1回ずつの痛みの間隔は短く、長時間痛みが続かないのが一般的です。しかし、症状がひどくなると痛みがさらに増し、さらにほかの部分まで痛くなるのです。


投射痛は神経の混乱ですから、基本的に肋間神経痛が治まれば投射痛も治まります。しかし、神経伝達の混乱が続いており、投射痛のみ継続するというケースもあるようです。投射痛のみ治療する、という方法はありませんから、肋間神経痛の対処・治療に専念することが肝要です。