肋間神経痛の原因・脊髄神経
ここでは、肋間神経痛における原因のひとつである、脊髄神経の影響について解説していきます。
脊髄神経は、圧迫を受けることで肋間神経痛を引き起こします。背骨の中には脊髄神経が走行していますが、この脊髄神経が何かの原因で圧迫を受けている状態です。
圧迫を起こすと考えられる要因には、腫瘍・椎間板ヘルニア・脱臼・骨折・血腫などが挙げられます。以下に、代表的な要因を紹介します。
腫瘍の場合、骨や筋肉に出来た腫瘍が、肋間神経を刺激して症状が出ます。
脱臼は、事故が原因であるケースが多く、骨のずれそのものが脊髄神経を刺激します。また、骨折も脱臼と同じく事故が多いのですが、老人性骨粗しょう症であるケースでは圧迫骨折が考えられます(かがむ、しゃがむ、重い物を持つなどの行動による)。
血腫は、やはり事故などに伴う内出血によって、血の塊が神経自体を覆うことにより脊髄神経を圧迫するもので、放置するといずれ脊髄病変へと至ります。
脊髄病変の場合、力んだり、くしゃみをしたりした時に両側に症状が出たら要注意です。病院で早期の検査・治療を受けることを推奨します。脊髄病変は、進行すると上位運動ニューロンへと発展し、支配筋の麻痺を起こすという大きな危険性を孕んでいるからです。