肋間神経痛の治療方法・AKA
肋間神経痛の治療法として、近年注目を集めているのが、「AKA」です。
AKA(Arthro Kinematic Approach)とは、手技療法のひとつで、関節運動学的アプローチの考えに基づき、「動きにくい関節の動きを少しでも回復させる」というコンセプトで開発された治療法です。
AKAの特徴は「痛みを軽減するために、関節の可動性を治療する」ことを治療体系として確立していることにあります。
似たような名前の治療法としてAKというものがありますが、これが筋反射による治療法で、関節運動学を治療に活用するAKAとは根本的に異なります。
AKAで治療を行うのは、仙骨と骨盤の部分にある仙腸関節と呼ばれる関節です。これを中心にして、関節機能障害を回復させていきます。
大きな特徴として、実際にこの仙腸関節が動くのは極わずか(1~2mm程度)であるという点です。このため、痛みどころか施術の感触も分からないくらいの、優しい治療となっています。ですから、身体の弱ったお年寄りや、他の治療では痛みに耐えられないなどのような人にとっては朗報であると言えます。ただ、他の治療法に比べ歴史が浅いため、臨床的な効果の蓄積はこれからのようですが、肋間神経痛において、期待される治療方法のひとつであると言えそうです。